Vol. 19 ドイツ宝石博物館
ドイツ宝石博物館(ドイツ、イーダーオーバーシュタイン)Deutsches Edelstein Museum, Idar-Oberstein, Germany
世界的に有名な宝石研磨の町、ドイツ・イーダーオーバーシュタインの最も高いビルにあるドイツ宝石博物館は6,660平米以上もの展示スペースがあります。この博物館には7,000個のカットされた宝石と1,000個の鉱物標本、鉱物結晶、宝石の原石が所蔵されています。
博物館に入ると、すぐにあるのが30個の目を見張るほどの宝石です。12,555カラットのブラジル産ブルートパーズ、11,600カラットのブリリアントカットされたロッククリスタルなどです。その次にあるのが、この地域の宝石研磨工業の発展の歴史(1375年から現代まで)に関する展示がされています。
「グリプトテック」は6000年にも渡る世界中の宝石研磨の発展について展示しています。これは彫刻された宝石の独自の展示で、イーダーオーバーシュタインの有名な彫刻家、リヒャルト・ハーンが集め、制作した250点のオブジェで構成されています。
2階のスペースは世界で最も大規模な原石とカットされた宝石の展示だけでなく、特殊効果のある宝石と合成石の展示がされています。
その他の人気ある展示は20世紀に発見された新しい宝石(ベニトアイト、シンハライト、ブラジリアナイト、エカナイト、ターフェアイト、カリオライト、スギライトなど)です。
そして、2階の展示のハイライトは特別室で、博物館の最も素晴らしい宝石を見ることができます。ダイヤモンドだけでなく、タンザナイト、エメラルド、ルビー、サファイア、インペリアルトパーズ、そして、カメオなどが展示されています。
2015-03-11 21:39
宝石のある博物館
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