Vol. 18 サンフランシスコ アジア美術館
サンフランシスコ アジア美術館(アメリカ、カリフォルニア州、サンフランシスコ)Asian Art Museum of San Francisco, San Francisco, USA
サンフランシスコのアジア美術館は、日本、韓国、中国、東南アジア、チベット、ネパール、インド、イランの美術品の美術館です。コレクションには1万点の彫刻、絵画、ジュエリー、ブロンズ、翡翠、陶磁器、織物、装飾品などがあります。コレクションの中核となっているものは実業家でアジア美術愛好家の故エイブリー・ブランデイジがサンフランシスコに1959年と1969年の二度に渡って寄贈したものです。
この美術館の翡翠コレクションは一箇所に集められているもののなかでは最高のもので、1200もの彫刻された翡翠があります。このコレクションから古代、中世、現代にかけての、中国翡翠彫刻の発展の歴史を見て取れます。 主な彫刻様式やテーマで、漢王朝から明王朝(紀元前206年~紀元1644年)の動物の小彫像などもあります。コレクションの内容の多さは他に比べるものものがないほどで、仏教や道教がテーマのもの、儀式用カップも多数あります。
また、素晴らしい彫刻にはインドの素晴らしいオブジェもあり、約30点はラピスラズリ、水晶、ターコイズ、カルセドニー、珊瑚、琥珀などで出来ています。
ゴールデンゲートパークにあったアジア美術館は2003年にシビックセンターに移転し生まれ変わりました。
2015-03-11 21:38
宝石のある博物館
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