カートをみる マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ お客様の声 サイトマップ
RSS
ジュエリーハートアート 人工宝石トラベルジュエリー通販ショップ ホームジュエリーハートアート 人工宝石トラベルジュエリー通販ショップ リングジュエリーハートアート 人工宝石トラベルジュエリー通販ショップ ペンダントジュエリーハートアート 人工宝石トラベルジュエリー通販ショップ ピアスジュエリーハートアート 人工宝石トラベルジュエリー通販ショップ ブレスレットジュエリーハートアート 人工宝石トラベルジュエリー通販ショップ ネックレス
高品質でお手頃価格のジュエリーを買うならココ!シンプルな1カラットピアス、ペンダント、リング、セットジュエリーから、ゴージャスな一点ものまで、宝飾業界20年以上のキャリアで米国宝石学会宝石鑑定士(GIA・GG)の店長がセレクト。大人の女性が気軽に楽しめるコストパーフォーマンスの良いジュエリーをお届けします。

アレキサンドライト Alexandrite (6月の誕生石)

ジュエリーハートアート ジュエリー通販ショップ アレクサンドライト


鉱物名: クリソベリル(金緑石)
モース硬度: 8.
5
主な産出国: スリランカ、ブラジル、ミャンマー、ジンバブエ、マダガスカル
宝石言葉: 光栄、誕生、出発
誕生石: 6
守護石: 双子座

1830年、ロシアのウラル山中にあるエメラルド鉱山で、色はエメラルドに似ていますが、結晶の形状が明らかに違う宝石が採掘されました。しかも、太陽光の下では緑に輝き、ロウソクのそばではライトレッドに見えるという不思議な宝石。

当時のロシア皇帝アレキサンダー2世の誕生日に発見されたことから、のちにこれはアレキサンドライトと名づけられました。

このようにアレキサンドライトは比較的歴史の新しい宝石です。鉱物学的にはクリソベリルに属し、光線の違いによってこのような変色効果を現します。また、混同しやすいものに、似たような変色が認められる合成コランダム、一部のガーネットやトルマリンなどがあります。

アレキサンドライトは非常に希少価値が高いので、たとえ微弱であっても色の変化が確認されればよいものをされています。また、宝石のなかでさらに珍重されるのがアレキサンドライトキャッツアイです。1つの宝石で猫目と変色効果を同時に楽しめる贅沢さです!


ムーンストーン Moon Stone (6月の誕生石)

宝石 ムーンストーン

鉱物名: フェルドスパー(月長石)
モース硬度: 6〜6
.5
主な産出国: スリランカ、オーストラリア、ミャンマー、ブラジルなど
宝石言葉: 穏やかな充足、恋の予感、満ち足りてゆく愛、幸運
誕生石: 6
守護石: 蟹座

その中に月の神ダイアナが宿るといわれる神秘の宝石がムーンストーンです。乳白色の宝石の中に青白い光が輝くために、青い月の光が連想され「ムーンストーン」と名づけられたそうです。

かつては旅の安全を導くお守りでしたが、現在ではパワーストーンの中でも、愛をもたらす「幸福の宝石」として、若い女性を中心に人気を集めています。月の光が離れた場所にいる人間同士を結びつけるという暗示から、遠距離恋愛の守護石として用いられてきました。パワーストーンとは人の潜在能力に働きかけ、持ち主に幸運をもたらしてくれるという宝石のことです。

ストーン・ヒーリングの分野では、ムーンストーンは呼吸器系に良い宝石とされているので、ペンダントにして胸に下げると効果的かもしれません。

ムーンストーンの宝石品質の決め手は、「シラー」と呼ばれるカボションカットの中央に浮かぶ陰のある独特の青白い光の現象と宝石の透明度の高さ。また、平らで薄い結晶が重なり合ってできているという構造上、非常に剥がれやすく、その方向に力が加わると割れやすいという性質をもっています。ですので、超音波での洗浄は避けて、お手入れは柔らかい布でこまめに拭くとよいですね。

翡翠(ひすい) Jadeite (5月の誕生石)

宝石 翡翠

鉱物名: ジェイダイト(硬玉)
モース硬度: 6.5
7
主な産出国: ミャンマー
宝石言葉: 健康、高貴、徳、長寿
誕生石: 5
守護石: 双子座

古代から中国や日本で珍重されてきた翡翠。ポピュラーな宝石のほとんどが透明であるのに対して、半透明で緑色の翡翠は、幽玄や枯淡など風雅な趣を好む東洋の人々にぴったりの宝石です。

特に指輪や帯留など、和風のスタイルによく使われている日本では、エメラルドと並んで、特別に5月の誕生石にリストアップされるほど親しまれている宝石です。また、緑に限らず、翡翠の7色といわれるくらいに多彩なカラーバリエーションがあります。

硬度はさほど高いわけではありませんが、繊維状でしっかりと絡み合った構造をしているので、宝石の中でも非常に耐久性に優れています。

翡翠にはジェイダイトの他に、ネフライトという全く別の鉱物もあります。ネフライトは美術・工芸品などに用いられる緑色の宝石ですが、美しさ、硬度、耐久性のどれをとっても、ジェイダイトの方が優れています。日本語の宝石名で、ジェイダイトが硬玉と呼ばれているのに対して、ネフライトは軟玉と呼ばれています。


ガーネット Garnet (1月の誕生石)


ジュエリーハートアート ジュエリー通販ショップ パイロープガーネット  ジュエリーハートアート ジュエリー通販ショップ ヘソナイトガーネット   
  

鉱物名: ガーネット(ざくろ石)
モース硬度: 6.57.5
主な産出国: スリランカ、ブラジル、アメリカ合衆国など
宝石言葉: 貞操、友愛、忠実
誕生石: 1
守護石: 山羊座

ガーネットといえば美しいワインレッドの宝石を想像する人が多いようですが、実はいろいろなカラーバリエーションがあります。ガーネットと呼んでいるのは、組成が似た7種類の鉱物「ガーネットグループ」の宝石のことです。


アルマンダイト(濃い赤から茶色がかった赤)、パイロープ(血の赤)、ロードライトガーネット(赤紫)、スペサタイト(赤みのあるオレンジ色)などが赤ですが、アンドラダイト(黄色・緑・茶色)、グロシュラライト(オレンジ・緑・黄色など)は様々な色合いのものです。ロシアで少量産出されるエメラルドグリーンのデマントイドは、ダイヤモンドのような強い輝きがあるため、古いドイツ語でダイヤモンドの意味の「デマント」が名前の由来です。

古代では赤い宝石は血を連想させるため、赤いガーネットは血を止め、炎症を抑えると言われていました。また、不仲を解消させる(=流血の事態を防ぐ)とも信じられていました。それとは反対に、アジアや北米の部族では、ガーネットで死傷を負わせることができると信じ、より激しく流血させるために、手榴弾にガーネットを詰めていたそうです。

ガーネットの語源はラテン語のグラナタム(ざくろの意味)です。ちなみに、和名は「ざくろ石」です。

ガーネットは紀元前3000年には古代エジプトでジュエリーとして使われていました。キリスト誕生よりずっと前から珍重されてきたとても古い宝石なのですね。ノアが方舟で40昼夜も豪雨の中を漂流したとき、火のように輝くガーネットを舳先の明かりにしたと言い伝えられています。

ガーネットという宝石には様々なパワーがあると信じられてきました。憂鬱症や動悸を癒し、悪意を追い払い、創造性を豊かにする。また、持ち主を毒から守り、肺や血の病気を治し、怒りを抑え、不仲を解消するとも。旅人には健康のお守りでした。

トルマリン Tourmarine (10月の誕生石)

宝石 トルマリン
鉱物名: トルマリン(電気石)

モース硬度: 7.07.5
主な産出国: タンザニア、ブラジル、スリランカ
宝石言葉: すべてを満たす豊かな愛
誕生石: 10
守護石: てんびん座

トルマリンの語源はシンハリ語(スリランカの言葉)で「いろいろな色」を意味するトゥルマリ。無色・黄色・茶色・赤・ピンク・緑・深緑・青・黒… その魅力は何と言っても多彩なカラーバリエーションが楽しめることです。

その色によって宝石の呼び名もあり、赤・ピンク(ルーベライト)、青(インディゴライト)、紫(シベライト)、緑(ベルデライト)、黒(ショール)などです。宝石に用いられるもっともポピュラーな色は深いグリーンの透明なものです。また、華やかな色彩のピンクトルマリンは、友情や愛を育む宝石として若い女性を中心に人気があります。

色の多彩さ故に別の宝石と混同されることがよくあり、ルビーと思われてきた17世紀のロシアの王冠に付いた宝石が、実はトルマリンだった…ということもありました!(これをきっかけに赤・ピンクのトルマリンは「ルーベライト」と呼ばれるようになったそうです)。内側が赤で外側が緑で西瓜のように見える「ウォーターメロントルマリン」もあります。ブラジルで発見された蛍光色を帯びたグリーンやブルーの希少種「パライバトルマリン」は、とても高価です。

17世紀にブラジルからヨーロッパに輸出されたグリーントルマリンは「ブラジリアンエメラルド」と呼ばれていました。でも、この宝石はエメラルドとは違う特性があることがわかったのは、アムステルダムでのある夏の日のこと。子供たちがトルマリンの原石で遊んでいると太陽の光に暖められた石が灰や軽いものを引き付けることに気づきました。子供たちの親はこの結晶を「アッシェントレッカー(灰を引き付けるもの)」と呼び、タバコのパイプから灰を出すのに使っていたそうです。

トルマリンの日本名は「電気石」。これはトリマリンが暖めたり、擦ったりすると帯電し、電流やイオンが生じるためです。近年は、この性質を利用して肩こりや疲労回復などに効く健康グッズに加工されています。

ペリドット Peridot (8月の誕生石)

ジュエリーハートアート ジュエリー通販ショップ ペリドット 



鉱物名: オリビン(かんらん石)
モース硬度: 
6.57
主な産出国: セントジョン島、ミャンマー、オーストラリア、ブラジル、アメリカ合衆国など
宝石言葉: 友愛、夫婦の和合
誕生石: 8

守護石: 天秤座


18
世紀までペリドットはトパーズと呼ばれていました。このイエローグリーンの宝石をペリドットと最初に読んだのはフランス人です。サードオニキスと共に8月の誕生石です。

ペリドットは紀元前1500年にエジプトのアレキサンドリアで発見されました。古代エジプト人はペリドットを「太陽の宝石」と呼んで崇拝しました。古代の人々にとって暗闇は最大の恐怖でしたが、そんな中、明るいオリーブグリーンの色のペリドットは闇を照らし、悪魔を退散させるパワーがあると信じられていました。宝石の表面のオイルを塗ったようなしっとりとした輝きはペリドット特有のものです。

ペリドットにはその他にも様々なパワーがあると言われてきました。粉末にしたペリドットは喘息に効くとされ、処方されました。また、ペリドットを舌の下に入れると熱による喉の渇きを和らげると信じられていました。ペリドットは不安を取り去り、夫婦の絆を強くするとされてきました。お守りとしての威力を発揮させるためにはこの宝石をゴールドにセットしたそうです。

ペリドットは夜でも光り輝くと言われています。実際、薄明かりの中で緑色がより深くなるため「イブニング・エメラルド」とも呼ばれています。日本ではペリドットはどちらかというとカジュアルなイメージの宝石ですが、実はイブニングパーティーに合う宝石なのです。

ハワイのオアフ島にあるダイヤモンドヘッドは、太陽の光を反射してキラキラと輝いていたことに由来しています。しかし、そこの岩石に含まれていたのはダイヤモンドではなく、実はペリドットだったため、以来ペリドットは「ハワイのダイヤモンド」とも呼ばれるようになりました。

主な産出国は、オーストラリア、ブラジル、ミャンマー、スリランカ、アメリカなどです。本来ペリドットは結晶自体が小さくカラット数の大きいものは稀少性が高いのですが、世界最大のペリドットは319カラットで、現在はワシントンのスミソニアン博物館に収蔵されています。

ルビー Ruby (7月の誕生石)

ジュエリーハートアート ジュエリー通販ショップ ルビー

鉱物名: コランダム(鋼玉石)
モース硬度: 9
主な産出国: ミャンマー、タイ、スリランカなど
宝石言葉: 情熱、自由、率直
誕生石: 7月(赤は太陽のシンボルカラーであることから)
守護石: 牡羊座

ルビーは多くの
伝説を持つ宝石です。それは、情熱的とも神秘的とも言える血のような赤色のためでしょう。ルビーの語源であるラテン語のルベウスは「赤」という意味。おもにミャンマーで産出される最高級のルビーは、わずかに紫がかった鮮やかな赤でピジョンブラッド(鳩の血の色)と呼ばれています。

サンスクリット語で、ルビーはラトナラジ(宝石の王)と呼ばれ、身に着けていると健康、富、知恵、恋愛成就をもたらすと信じられてきました。左手にはめる指輪、もしくは左側に着けるブローチにしていると、敵の中に居ても平和に過ごせる不思議な能力が与えられたといいます。

キリスト教のことわざにいわく、『有能で、理知的かつ貞淑な女性 ・・・ どの男がそれを見つけるのか。彼女は宝石よりはるかに手が届かず、その価値はルビーよりはるかに高い』と。女性を小バカにしているようにも聞こえますが、いずれにせよ、ルビーが価値の尺度に選ばれたのは偶然ではありません。ダイヤモンドより稀少でダイヤモンドの次に硬く、その色が血・心臓・怒り・愛・勇気・火・王位などに象徴されたルビーは、世界中の歴史の中で、神話とイマジネーションの対象となってきた宝石なのです。

血の色・心臓の色をしたルビーは、古くからパッションとロマンスをもたらしてきました。転じて、愛と友情を引き寄せ、それを不変に保つパワーがあると信じられるようになりました。そのことから、ルビーは婚約指輪にピッタリの宝石と言えます。

ルビーの色が変わると持ち主に災難がふりかかる、という言い伝えもあります。英国王ヘンリー八世の最初の妻キャサリン・オブ・アラゴンは、最上のルビーを所有していましたが、あるときからそれが次第に色あせていったのです。そして、まさに言い伝えのとおり、ヘンリー王は侍女のアン・ブーリンと再婚し、キャサリンは離縁されてしまいます。しかしアンも、ついには王への裏切りの罪で処刑されてしまうのです。この一連のスキャンダルは、ローマンカトリックからイギリス国教会が1535年に離脱するという歴史的事態にまで発展します。英国王の離婚と再婚を正当化するためには、離婚が許されないローマンカトリックの教義は都合が悪かったのです。

ミャンマーとスリランカは最古のルビー産出国です。スリランカは現在も産出していますが、ミャンマーは第二次世界大戦以来の産出は安定していません。現在の最大産出国はタイ、その他ではアフガニスタン、インド、カンボジア、ケニア、パキスタン、タンザニアです。

宝飾品に使われるルビーは通常メレサイズから5カラットくらいまでです。高品質で大きなルビーは宝石の中でも最も稀少です。それでも、大英博物館には3,450カラットの結晶が所蔵されています。

トパーズ Topaz (11月の誕生石)

宝石 トパーズ
鉱物名: トパーズ(黄玉)
モース硬度: 8
主な産出国: ブラジル、スリランカ、ミャンマー、ロシアなど
宝石言葉: 友情、忠実
誕生石: 11
守護石: 射手座

シェリー酒の色とベルベットの外観をもつといわれるトパーズ。赤みがかったオレンジ色のものは特に「インペリアルトパーズ」と呼ばれます。トパーズには黄色やオレンジ色のものだけでなく、無色や青など多くの色調のものがあります。ダイヤモンドに匹敵する優れた光沢が美しい宝石です。

トパーズの名前の由来はギリシャ語の「トパゾス」(紅海に浮かぶ島の名で探し求めるという意味)です。探求するという言葉が幸福の探求に転意し、また、夜も輝くことから、この宝石は暗闇の恐怖や邪悪を追い払うと信じられていました。古代エジプト人は、トパーズの金色は太陽神ラーの放つ光によると思っていました。古代ローマ人もまた、トパーズを太陽の神ジュピターになぞらえていました。

ギリシャ人はトパーズが力を与えてくれると信じており、悪夢や魔力から守ってくれ、知恵を与えてくれるお守りとして身に着けていたそうです。伝説によれば、この宝石を身に着けると、いざというときに他の人から見えなくなり、美しさ、知性、忠誠、そして長寿を確かなものにするといわれていました。様々な病気にも効くと信じられており、喘息、不眠症、出血、火傷などの治療のために粉末にされたトパーズがワインに混ぜて飲まれていました。また、毒の入った食べ物や飲み物に触れると色が変わるとも言われていました。

かつてインドでは傷口を治すヒーリングジェム(治癒の宝石)、古代エジプトでは体力を回復させる宝石、また現在ではビタミンCを得る宝石などと言われ、健康を保つお守りとしても知られています。

博物館に所蔵されているなかにはトパーズの逸品が見られます。中でも最大級のものとしては、アメリカ自然史博物館所蔵の「ブラジルのプリンセス」と呼ばれるブルーのトパーズで約21,000カラットです。

サファイア Sapphire (9月の誕生石)

ジュエリーハートアート ジュエリー通販ショップ サファイア  

鉱物名: コランダム(鋼玉石)
モース硬度: 9
主な産出国: スリランカ、ミャンマー、タイ、インド、オーストラリアなど
宝石言葉: 賢明、誠実、真理
誕生石: 9月(青く澄み渡った秋晴れの空を思わせることから)
守護石: 牡牛座

サファイアというと青を思い浮かべる方が多いでしょうが、サファイアはコランダムという鉱物のうちで、赤以外の色のものの総称です。ちなみに赤のコランダムが「ルビー」です。サファイアは青が一般的ですが、緑、オレンジ、黄、金色、赤紫、ピンクなどもあります。サファイアの語源がギリシア語やラテン語で「青」を意味することから、一般的にサファイアはブルーサファイアのことをさします。青の中でもインド・カシミール産のコーンフラワー(矢車菊)ブルーは最良質とされています。

青以外のサファイアをファンシーサファイアといい、普通は「イエローサファイア」のように、色名+サファイアで呼びます。なかでもスリランカ産で、ピンクがかったオレンジ色のパパラチア(蓮の花)サファイアは希少価値が高いものです。サファイアの主な産地はオーストラリア、スリランカ、タイです。

出エジプト記によると、神がモーゼに与えた十戒は、サファイアの石板に書かれていたとされています。古代から、サファイアは純真と真実に代表される神聖性に関連づけられ、神のご加護を得えられると信じられていました。また、サファイアは、目の病気や疫病の薬、解毒剤として使われました。魔術師は、かすかな御神託を聞き取るため、サファイアをもっとも好んだということです。

世界でもっとも有名で美しいとされるサファイアは、ワシントンのスミソニアン博物館が所蔵するローガンサファイア(423カラットのスリランカ産のブルーサファイア)です。スミソニアンにはその他にも98.6ラットのビスマルクサファイアや、92.6カラットのビルマ産イエローサファイアなどがあります。トロントのロイヤルオンタリオ博物館や、ニューヨークのアメリカ自然史博物館にも素晴らしいサファイアが所蔵されています。

現代でも、セレブが所有しているものの中に素晴らしいサファイアがあります。英国王室ではアン王女とダイアナ元妃の婚約指輪はサファイアでした。また、エリザベス・テイラーのジュエリーコレクションには、20カラットの婚約指輪や77カラットのビルマ産サファイアのペンダントがあります。

オパール Opal (10月の誕生石)

ジュエリーハートアート ジュエリー通販ショップ ブラックオパール 


鉱物名: オパール(蛋白石)
モース硬度: 5〜6.5
主な産出国: オーストラリア、メキシコ、ホンジュラス、ブラジルなど
宝石言葉: 希望、幸福
誕生石: 10
守護石: 蠍座

オパールの魅力は何といってもその虹色や玉虫色に輝く光の美しさですね。この光が反射・屈折してきらめく色の変化は「プレイ・オブ・カラー(遊色効果)」と呼ばれ、オパールの価値を決めるもっとも重要な要素となっています。「遊色効果」はオパールを構成する微粒子(シリカ)が光の干渉を受けて、斑点の色が変わり、青、緑、赤などカラフルな光を放つ効果のことをいいます。特に色の出方が多彩で価値のあるものを「プレシャスオパール」と呼びます。

オパールはボディカラーによって呼び名も変化します。白から乳白色のものは「ホワイトオパール」もしくは「オーストラリアオパール」、グレーから黒・青・緑のものは「ブラックオパール」、黄からオレンジ・赤のものは「ファイアオパール」もしくは「メキシコオパール」と呼ばれています。

オパールの語源はサンスクリット語のウパラ(宝石)です。古代にはオパールは聖なる宝石とみなされ、ローマ人は「キューピッドストーン(天使の石)」と呼んでいました。古代ギリシャ人はオパールを持っていると先見の明や予言の才能に恵まれ、病気から守ってくれると信じていました。シェイクスピアはオパールを「宝石の女王」と褒め称えています。

有名な作家サー・ウォルター・スコットの小説「ガースティンのアン」のなかで、オパールは不幸な主人公と運命をともにして滅び去っていく宝石として描かれています。そこからこの宝石は持ち主を不運にするという迷信が生まれたのですが、もちろん今ではそのような話を信じる人はいません。

マイナスなイメージがあるとするれば、オパールには水が含まれていて、それが乾くと加工中にとても割れやすいのです。デリケートな宝石ですので、他の宝石類と接触しないように保管してくださいね。また、火に注意してあげましょう。

オパールは様々な地域で産出されますが、最大の産出国はオーストラリアです。その他にはメキシコ、ブラジル、アメリカなどがあります。

エメラルド Emerald (5月の誕生石)

ジュエリーハートアート ジュエリー通販ショップ エメラルド


鉱物名: ベリル(緑柱石)
モース硬度: 
7.5〜8
主な産出国: コロンビア、ブラジル、ロシア、ザイールなど
宝石言葉: 清廉、幸福、夫婦愛
誕生石: 5
守護石: 牡牛座

エメラルドは「宝石の女王」とも「女王の宝石」とも呼ばれています。もっとも希少なものは純粋な緑色またはわずかに青がかった緑色。「キズのないエメラルドを手に入れるのは、欠点のない人を探すよりも難しい」という諺のとおり、ほとんどに内包物(専門用語でインクルージョン)がある宝石です。宝石をルーペで拡大すると、閉じこめられた結晶が形づくる模様が見えます。エメラルドはベリルという鉱物の仲間で、独特の神秘的なグリーンを発色させているのはクロム成分です。ベリルにはほかの色もあり、水色はアクアマリン、ピンクはモルガナイトと呼ばれています。

古代人はエメラルドが眼力と精神力をとぎすますと信じ、とても大切にしました。その緑色はもっとも目が疲れにくい色だからです。というわけで、エメラルドは眼病予防、精神安定剤、不老不死の宝石とされています。

古くからエメラルドは幸運と富の象徴でした。また、持ち主に未来を予見するパワーを与えるという言い伝えから、中世には予言に用いられ、旅人にとっては道中の災難や危険から免れるためのお守りでした。古代のローマ人は、この宝石を愛と美の女神ヴィーナス(アフロディテ)に捧げたそうです。クレオパトラがこの宝石を愛していたのは有名な話で、自分の名前をつけた鉱山を持っていたほどです!もっとも、エジプトがエメラルドの産地だったのは遠い昔のお話です。現在、主な産地はコロンビア、ブラジルなどです。

アメジスト Amethyst (2月の誕生石)

ジュエリーハートアート ジュエリー通販ショップ アメジスト


鉱物名: クオーツ(紫水晶)
モース硬度: 
7
主な産出国: ブラジル、マダガスカル、ウルグアイ、南アフリカなど
宝石言葉: 理想、権威、誠意の象徴
誕生石: 2
守護石: 水瓶座

2月の誕生石として知られているアメジスト(紫水晶)は水晶の仲間の中でもっとも高価な宝石です。この宝石の人気の秘密は気高さと神聖さを象徴する、澄んだ紫色にあります。

この宝石は、その色から「ワインストーン」とも呼ばれています。別名
「バッカスストーン」とも言いますが、これはギリシャ神話に由来しています。酒の神バッカスは、気まぐれから美しい乙女アメジストに虎をけしかけました。それを見ていた女神ダイアナは哀れに思い、アメジストを純白の石に変えて難を逃れさせました。我に返って自らの行為を恥じたバッカスが、持っていたブドウ酒をその石に注いで罪を詫びると、石は美しい紫色のアメジストになったということです。酒の神バッカスにちなんで、アメジストで作ったカップでワインを飲むと酔わないと信じられています

アメジストの語源はギリシャ語のアメタストスで「酒に酔わない」という意味です。古代ギリシャ人は、これを着けていると悪酔いしないと信じていました。転じて後世には、暴飲暴食の戒め、悪酔い防止、解毒のお守りとされてきました。また、この宝石を枕の下に入れて眠ると不眠症が治るとか知性が磨かれるとか言われています。エジプトでは魔除け。また、酒の神バッカスに由来することから縁結びにも効くと言い伝えられ、ヨーロッパでは新婚カップルにプレゼントする宝石として好まれているそうです。

ロシアの女帝エカテリーナはアメジストに夢中になり、この宝石を捜すために何千人もの労働者をウラル山脈に送ったそうです。彼女のコレクションはボルシェビク政権のころに大半が売り払われてしまいましたが、現在でも素晴らしいものがたくさん残っています。

英国のレガリア(王位を表す宝器)にはアメジストが使われているものがいくつもあります。直径15センチの黄金の宝珠には高さ約4センチの素晴らしい色合いアメジストが使われています。また、王笏(おうしゃく)やプリンス・オブ・ウェールズの冠にもアメジストが飾られています。今日ではローマカトリックの司教はアメジストの指輪をしていることが多く、儀式ではアメジストで造ったゴブレットでワインを飲みます。

アメジストの主な産地はブラジル、ウルグアイ、ロシアなどです。赤みがかった深い紫の色合いのものが最高級で「シベリアン」と呼ばれますが、これは必ずしも産地を示しているのではなく、あくまでも質が高いものに使われる呼び名です。

ターコイズ Turquoise (12月の誕生石)

宝石 ターコイズ

和名: トルコ石
モース硬度: 5〜6
主な産出国: イラン、アメリカ、エジプト、中国、メキシコ
宝石言葉: 成功、繁栄
誕生石: 12


ターコイズ(トルコ石)はその名前からトルコ産のように思われますが、トルコではこの宝石の産出はまったくありません。主な産出国は、イラン、アメリカ(アリゾナ州など南西部)などです。

ターコイズが最初に発見されたのはエジプトのシナイ半島。最古の宝石のひとつで、紀元前5500年のミイラの副葬品として発見されたことからも、それがうかがえます。ターコイズと呼ばれるようになったのは、トルコを経由してヨーロッパにもたらされた13世紀以降のことです。

多くの文化でターコイズは価値ある宝石として扱われてきました。例えば、アメリカンインディアンはターコイズの色は「空と海から盗まれたものである」という理由で、神性とパワーの印とみなしてきました。ターコイズの装飾品は富と階級の象徴とされ、ある部族では男性だけが、また他の部族では首長や年長者だけがターコイズを身に着けることができたそうです。アメリカンインディアンにとって特別な宝石だったのですね。

ターコイズの魅力は何といっても、スカイブルーの色合いです。その優しい色は緊張をほぐし、心を和らげてくれます。そのため、この宝石は古くから愛・癒し・幸運・友情などをもたらすと信じられてきました。また、ヒーリングストーンとして「あがり症」の治療にも用いられています。良質のものは「ペルシアン」と呼ばれ、その均一なライトブルーは「コマドリの卵の青色」と言い表されています。

アクアマリン Aquamarine (3月の誕生石)

ジュエリーハートアート ジュエリー通販ショップ アクアマリン

鉱物名: ベリル(緑柱石)
モース硬度: 
7.5〜8
主な産出国: ブラジル、ジンバブエ、ザンビア、マダガスカルなど
宝石言葉: 知恵、知識、聡明
誕生石: 3月(海と関係が深い魚座の守護石であることから)
守護石: 魚座

アクアマリンは、ベリルという鉱物のうちの緑がかった青からブルーグリーンの宝石のことです。(ベリルの仲間にはエメラルドやピンク色のモルガナイトがあります。)

アクアマリンの語源はラテン語の海の水です。

中世の時代、アクアマリンは不思議な洞察力と予知力をもたらすと信じられていました。この宝石を口に含むと人生最大の悩み事でも解決できる勇気が湧いてくると言われていました。また、この宝石を浸した水は目の病気、呼吸器系の病気やしゃっくりに処方されました。近代では、宝石セラピーで頭痛の治療に用いられています。

アクアマリンの色は幸福と永遠の若さの象徴とされています。その透明で優しい水色は、気分を落ち着かせ、この宝石を身に着けた人だけでなく、見る人の気持ちも爽やかにしてくれます。

アクアマリンは大きな宝石が発見されることがあり、英国自然史博物館には879カラットのフローレスのものが、ロスアンゼルス自然史博物館には638カラットの素晴らしいアクアマリンが所蔵されています。

タンザナイト Tanzanite (12月の誕生石)

ジュエリーハートアート ジュエリー通販ショップ タンザナイト

鉱物名: ゾイサイト(ゆう簾石)
モース硬度: 6〜7

主な産出国: タンザニア
宝石言葉: 空想
誕生石: 12


タンザナイトはゾイサイトという鉱物のうち、紫がかったブルーの透明なものを呼びます。宝飾品市場では比較的新しい宝石です。発見されたのは1962年、キリマンジャロの麓の町に住むポーランド移民でした。この場所は現在タンザニアです。発見されたものはイギリス地学調査隊が鑑別したようですが、何も出てこなかったようです…

タンザナイトが市場性を持つきっかけを作ったのはインドからの移民だったマニュエル・デゥソーザが1967年7月にルビーを求めてアルーシャの南西96kmに入り込んでいったときのこと。原住民が青い石のある場所に連れて行きました。その石をサファイアだと思ったのですが、検査をしてみると柔らかいのでがっかりしたそうです。それでも彼はこの石は価値があるかもしれないと信じ、この発見を政府に登録しました。

タンザナイトがアメリカ市場に到達したのは1970年のことです。宝石学上の名前は「ブルーゾイサイト」なのですが、ニューヨークの宝石商のルイス・テイファニーはこの宝石を産地の名前にちなんで「タンザナイト」と名づけ、盛大な広告キャンペーンを繰り広げて、市場に紹介しました。タンザナイトは一般大衆にはなじみのないものでしたが、その独特で魅惑的な色合いは宝飾品愛好家の心をつかみました。

タンザナイトの産出国はタンザニアだけです。原石のほとんどはブラウンの色をしているため、加熱処理を施して美しい色を出しています。(この加熱処理は業界で一般的に受け入れられています。)

タンザナイトは特別でユニークな宝石です。その素晴らしさはブルーの中に紫がチラチラ光る色合いです。タンザナイトは世界中でたった一つの特別な所で見つかるだけなので、大きさがあり美しい色合いのものは特に高価です。

琥珀(こはく) Amber

 ジュエリーハートアート ジュエリー通販ショップ 琥珀

宝石名: アンバー(琥珀)
モース硬度: 2〜2.
5
主な産出国: ドミニカ共和国、バルト海沿岸
宝石言葉: 家族の繁栄、長寿

琥珀(こはく)は、古代の木の樹脂(松脂)が化石化したものです。

ギリシャ人は、琥珀は太陽が海に沈んだ時に砕けて、その光が固まったものと思っていました。ドイツ人は琥珀を「燃える石(バーンスタイン)」と呼び、粉末にした琥珀をお香として使っていました。ローマ人は琥珀でできた像を彫刻したものをとても高く評価していました。琥珀は温まると良い香りを放つので、小さな琥珀を手の中に持って歩く習慣がありました。

琥珀は透明から不透明、色は明るい黄色・濃い茶色・オレンジ色、白いものもあります。

通常、透明な琥珀で内包物の無いものは宝飾品用としての価値が高いのですが、目利きは動物が中に入っているもの 高い評価をしています。何百年以前、樹脂が固まる前に捕らえた植物や昆虫(時には小さなトカゲや両生類)が入っているものものあり、これは学術的にも、過去の資料としての価値があるのです。

古代の文献によれば、人々は琥珀に特別な思いを持っていたようです。琥珀は死後も幸せに過ごせるようにとの願いを込めて、墓に副葬品として埋められていました。また、琥珀は重要な貿易品でした。3000年前、フェニキア人はバルト産の琥珀を銅と交換していました。ローマ時代、彫刻を施された小さな琥珀一つは健康な奴隷よりも高額でした。守護石としてのパワーが信じられていたため、剣闘士(グラディエイター)は闘技場に入るときには琥珀の魔よけを身に着けていました。

琥珀はギリシャ語ではelektron(エレクトロン)と呼ばれています。琥珀は擦ると静電気を帯びます。electricity(電気)とはギリシャ語の琥珀を意味するエレクトロンが語源です。

現在では琥珀は宝石の中では中心的な存在ではなくなってしまっていますが、1920年代にはアメリカの琥珀の輸入額はダイヤモンドに次いで2位でした。

琥珀の主な産地はバルト海沿岸です。日本では岩手県久慈市が琥珀の産地で、琥珀博物館があります。

珊瑚(さんご) Coral

宝石 さんご

和名: 珊瑚(さんご)
モース硬度: 3.5〜4

主な産出国: フィリピン、オーストラリア、日本、台湾
宝石言葉: 長寿・幸福・厄除
誕生石: 3

三月の誕生石はアクアマリン、ブラッドストーン、珊瑚ですが、珊瑚は日本だけの誕生石です。珊瑚はサンゴポリプという小さな下等動物が作る枝のような石灰質からできています。有機物ですので「鉱物」ではありませんが、真珠とともに二大有機宝石として世界中で愛されています。

珊瑚には、たくさんの言い伝えがあります。太古の昔には薬として使われ、粉々に砕いて水かワインに混ぜたものは様々な病気を治すと信じられていました。珊瑚は災いを防ぎ、知恵を与え、流血を止め、熱を下げるとも言われていました。

溶かした蝋の中で珊瑚の枝を熱し、アルコールに浸したものは「珊瑚チンキ」と呼ばれ、これによる発汗と利尿作用が、体から不機嫌を追い出すと思われていました。

古代ローマ人の子供たちは危険回避のために珊瑚を身に着けていました。現代でもイタリアでは珊瑚は悪魔の目から身を護る宝石とされています。

赤珊瑚は身に着けた人の健康状態によって色が変わると思われていました。ある16世紀のドイツ人医師は病気になりはじめた患者がしていた赤珊瑚のネックレスが白く変化し、その後、黄色く変色し、死が近づくと黒いしみで覆われたと記述していました。

8世紀頃まで珊瑚の主産地は地中海で、中国を経由して日本にもたらされ、珍重されたといいます。桃太郎の童話に、鬼退治で得た土産品に金銀に混ざって珊瑚の絵が描かれています。また「金銀珊瑚綾錦」とも歌われていますね。珊瑚は「財宝」とされていたわけです。17世紀(江戸時代)になると、土佐(高知)沖で赤い珊瑚が発見され採取されるようになり、簪(かんざし)や帯留といった「和」の宝飾品に細工され高貴な女性たちのおしゃれ心をくすぐる宝石でした。

珊瑚は、語呂あわせしやすい言葉で、例えば、三五と理解して「結婚35周年の記念宝石」とされていますし、「産後」と読んで「産後の肥立ちがよいように」出産のご褒美の宝石として贈られることもあります。珊瑚の宝石言葉は「幸福」「長寿」「厄除」。日本人の生活に深く結びついているのですね。

ロードクロサイト Rhodochrosite

宝石 ロードクロサイト

鉱物名: ロードクロサイト(菱マンガン鉱)
モース硬度: 3.5〜4

主な産出国: ペルー、アメリカ、アルゼンチン
宝石言葉: 愛情、情熱

ドイツ人はロードクロサイトのことを「ラズベリー・スパー」と呼んでいたそうですが、高品質で透明から半透明なものは本当に美しい宝石で、食べられそうに見えるほどです。ロードクロサイトはギリシャ語の「ばら色」から名づけられました

通常なじみのあるロードクロサイトは半透明から不透明で縞模様のあるものです。違う方向からカットするとピンクと白が幾重にもかさなった輪の模様になります。時々その輪は波立つような形をしており、ベーコンに似て見えます。ロードクロサイトは通常、ビーズやカボションで販売されます。

ロードクロサイトは柔らかい炭酸塩(養殖真珠と同じ)です。酸や研磨剤には弱い宝石です。

ロードクロサイトは通常、銀、鉛、亜鉛、マンガン、銅などの鉱脈に沿って見つかります。何世紀にも渡って、採掘者は捨てていました。最高品質のロードクロサイトの産地はアルゼンチンで、そこでは13世紀にインカが働いていた鉱山が見つかったとのことです。これにより、ロードクロサイトは「インカローズ」と呼ばれるようになりました。

最も美しい宝石としてのロードクロサイトに透明なものがあります。その色は本当に美しく、ファセットを付けてカットされることもありますが、クリベージ(石の割れやすい面)があり、宝石自体が柔らかいので、宝飾品として着用するものではなく、宝石コレクターが観賞するものです。

パワーストーンとしては、身体の疲労を回復させ心身のバランスを調える、勇気や持続力を与える力があるとされています。また、愛や情熱の心を沸き立たせ増幅させる力があるとされている宝石です。

アイオライト Iolite

宝石 アイオライト

鉱物名: アイオライト(菫青石)
モース硬度: 7
7.5
主な産出国: ブラジル、ミャンマー、フィンランド、インド、マダガスカルなど
宝石言葉: 誠実・徳望・貞節・初めての愛・自立

アイオライトはギリシャ語で紫という意味の「イオス」が語源の宝石です。 鉱物学者は「コルディエライト」と呼びますが、これはフランス人の地質学者コルディエにちなんでの名前です。

多色性(見る角度によって、二色以上の色や濃淡が見えるもの)がある宝石なので、「ダイクロサイト」とも呼ばれていました。

アイオライトはスカンジナビアの数箇所で見つかっています。
その昔、バイキングはアイオライトの薄片を作って、偏光フィルターとして使い、濃い霧の中でも太陽の方向を知り正確な位置をつかんだと言われています。そのため、アイオライトはバイキングの羅針盤と呼ばれていました。この光学的な特徴のおかげで、レイフ・エリクソンが率いるバイキングは新世界から戻ることができたそうです。

アイオライトの多色性は宝石の中でも代表的なものです。上から見ると青紫、横から見ると茶色がかった淡黄色もしくは水のような無色なのです。これにより、アイオライトは「ウォーター・サファイア」とも呼ばれます。

硬度は7〜7.5と高くないので、リングにはあまり向きませんが、宝飾品として使うには十分な耐久性です。宝石のカッターは、どの方向にカットすると最も美しく見えるかを考慮しなければなりません。正しくカットされた時は、パープルブルーの色が非常に魅力的な宝石です。

パワーストーンとしては、進むべき方向のヒントをくれたり、昔から伝えられる羅針盤のように、進むべき方向へ導いてくれると伝えられている宝石です。

アイオライトの産地は、ブラジル、ミャンマー、フィンランド、インド、マダガスカル、ナミビア、ノルウェー、スリランカ、タンザニアなどです。


 

ヘマタイト Hematite

宝石 ヘマタイト

鉱物名: ヘマタイト(赤鉄鉱)
モース硬度: 
5〜6
主な産出国: アメリカ、ブラジル、スイスなど
宝石言葉: 光栄、誕生、出発

ヘマタイトは不透明で濃いグレーから黒の金属質な鉱物です。ヘマタイトは鉄の鉱石で、欠けた断面に見られる茶褐色の部分は鉄さびと同じような鉄の酸化物です。

この茶褐色は乾いた血の色に似ているので、ヘマタイトは戦闘の護符として使われていました。ヘマタイトはギリシャ語で「血の石」という意味です。そのため、古来から血液と関係する宝石とされて、血液を浄化させるパワーがあるとされてきました。戦士はこの宝石を戦争の神である「マルス」と関連づけ、戦いで身を護ってくれると信じていました。「身代わりの宝石」とされ、持ち主に危険が迫ると、危険を事前にキャッチして、宝石の表面に血潮のような線が浮かび上がるといわれてきました。また、ヘマタイトは訴訟、裁判、嘆願などで勝利をもたらしてくれるとも言われていました。

豊富に採れるうえに安価な宝石なので、ヘマタイトは通常インタリオにカットされます。研磨すると銀色の光沢を帯びるので、ファセットカットのヘマタイトは「黒ダイヤ」も呼ばれ、ビーズにカットされたものは「黒い真珠」のように見え、スタイリッシュな印象の宝石です。

ストーンヒーリングの分野では一貫して「血液」関係の治療によいとされてきました。血止め、血の巡りの改善、貧血や月経不順の予防。生理痛の時は下腹部にかざすと痛みが和らぐそうです。生命エネルギーを高め、自然と活力と自信をもたらす宝石です。

紀元前のアッシリア帝国では宝石として使われていました。スポーツの試合などでのお守りや、危険から身を守る邪気祓いにもなるようです。

ラピスラズリ Lapis Lazuli

ジュエリーハートアート ジュエリー通販ショップ ラピスラズリ

鉱物名: ラピスラズリ(青金石)

モース硬度: 5〜6
主な産出国: アフガニスタン、チリ、ロシアなど
宝石言葉: 真実・高貴・誠実
誕生石: 12

ラピスラズリは古代文明で最も珍重された宝石のひとつです。旧約聖書では神の城を飾る宝石として、仏教では極楽浄土を飾る宝石として、その名前が登場しています。

古代中国では「濃紺の黄金石」と呼ばれており、粉末にされたものが化粧に使われていました。戦利品のリストには黄金よりもさきにラピスラズリが書かれていたそうです。

古代にはラピスラズリの産地はバダクシャン地方(現在のアフガニスタン)だけでした。とても貴重なものでしたので、エジプト商人はバダクシャンの鉱山まで遠路遥々旅し、帰国するまでに何年もかかったそうです。

紀元前5000年頃からエジプトやメソポタミアなどでラピスラズリは「聖なる宝石」として珍重されてきました。古代バビロニアとエジプトの詩歌ではどれだけラピスラズリの価値が高かったかが伺い知れます。ある詩には、月の神シンのことを「ラピスラズリのように輝く」と表現されています。エジプトではファラオのみが身に着けることを許された特別な宝石で、墓からの発掘品にはラピスラズリでできたチャーム、シリンダーの蓋、スカラベなどが出てきています。

また、この宝石は憂鬱や熱を直すと信じられていました。

ラピスラズリは藍色をした宝石ですが、その名前はペルシャ語で「青い石」という意味です。

古代ギリシャ、ローマからルネサンスにかけて、粉末にされたラピスラズリは群青色の顔料として世界に名だたる絵画に使われました。群青色は時とともに濃くなるので、古いキャンバスの色が暗いのです。

他の宝石と異なり、ラピスラズリは単体の結晶ではなく、複数の結晶が混合した「岩石」です。ラズライトという鉱物に白いカルサイト、そして、金色のパイライトでできています。主な産地はアフガニスタン、チリ、ロシアなどです。

スピネル Spinel




鉱物名: スピネル(尖晶石)
モース硬度: 8
おもな産出国: スリランカ、ミャンマー、パキスタン、カナダ
宝石言葉: 安全

スピネルは美しく耐久性があり宝飾品として長年使用されてきていますが、間違って鑑定されることの多い宝石でした。色のバラエティーと産出される場所が重なるために特にルビーとサファイアと混同されることが多いです。過去には「バラスルビー」や「スピネルルビー」と呼ばれていました。

スピネルは透明なものから不透明なものまであり、色調も様々です。 です。その他の色として知られているものは、紫、ピンク、オレンジ、ブルーなどです。緑もありますが、通常は魅力的な色でなく不透明です。

変色効果のあるスピネルは、とても希少性のある宝石です。 自然光ではグレーがかったブルー、人工光では紫になります。スタースピネルも見つかることがあります。

古代には、スピネルは超自然もしくは医療的な力を持つものとされていました。他の赤い宝石と同じく、赤いスピネルは止血や炎症を抑えること、怒りや不和を抑えることに使われました。

361カラットの「チムールルビー」と呼ばれるスピネルは、1398年にタタール人の覇者チムーレンがデリーを征服したときに手に入れ、その後、コイヌールダイヤモンドの所有者が他の3つの大きなスピネルと一緒にネックレスにしました。1849年に東インド会社がそのネックレスを取得し、現在はバッキンガム宮殿に収蔵されています。

約170カラットの「ブラックプリンスのルビー」と呼ばれるスピネルは、1367年にグラナダ(スペイン)王の宝物のひとつでしたが、その後、カスティル王のドン・ペドロの手に渡りました。ペドロがウェールズ王であるエドワード(別名ブラックプリンス)にこの宝石を贈ったことにより、このスピネルが「ブラックプリンスのルビー」と呼ばれるようになりました。

この宝石が英国王室に渡ると、ヘンリー5世は1415年のジャンクールの戦いのときにかぶったヘルメットに付けて、戦いに大勝しました。

1653年のコモンウェルスのときに、オリバー・クロムウェルは王室の宝物を売却するように命じましたが、この宝石の価値をたったの4ポンドとしていたのには驚きです。今日では「ブラックプリンスのルビー」は英国の王冠にセットされています。

ベリル Beryls

宝石 ベリル

鉱物名: ベリル(緑柱石)
モース硬度: 7.5〜8

主な産出国: スリランカ、ブラジル、ミャンマー、ジンバブエ、マダガスカル
宝石言葉: 光栄、誕生、出発

ベリルの語源はギリシャ語のberyllosで宝石という意味です。古代にこの言葉は緑色の宝石全般を指したと思われます。

ベリルの仲間で最も親しまれているのはエメラルドとアクアマリンですが、それ以外にも魅力的な宝石があります。その中でもゴールデンベリルとモルガナイトは宝飾品によく使われる宝石です。

ゴールデンベリルは黄色から茶色がかった黄色のベリルで、ヘリオドールとも呼ばれます。ヘリオとはギリシャ語で「太陽」のことで、ヘリオドールは「太陽への捧げもの」という意味です。主な産地はブラジル、マダガスカル、ナミビアなどです。

モルガナイトはピンク系のベリルのことです。この宝石名は鉱物学や宝石学に貢献したアメリカの実業家、J.P.モルガンにちなんで付けられました。主な産地はブラジル、マダガスカル、アメリカ(カリフォルニア)などです。

エメラルドとして売るには緑色が薄いベリルは、グリーンベリルと呼ばれます。無色のベリルはゴーシェナイトと呼ばれています。

ベリルの中にはカボションにカットしたときにキャッツアイ効果を見せるものがあります。平行に走ったチューブ状のインクルージョン(内包物)がキャッツアイを作り出します。スター効果のあるベリルもありますが、スターがはっきりとはしません。

ベリルの中で一番多くの言い伝えがある宝石は、もちろんエメラルドですが、ある13世紀の作家によれば、ベリルを身に着けると強く優しくなり、知性を生かすことができ、怠け癖を治すことができるとのことです。

ロードナイト Rhodonite

宝石 ロードナイト

鉱物名: ロードナイト(バラ輝石)
モース硬度: 5.5〜6.
5
主な産出国: ブラジル 、マダガスカル、オーストラリア、中国、ロシア、アメリカ
宝石言葉: 優しさ・繊細・愛情・美・調和

ロードナイトはピンク色の宝石なので、和名は「バラ輝石」といいます。「Rhodo」はギリシャ語で「バラ」の意味です。黒い鉱脈が入っているのは酸化マンガンによるものです。時々、大きな結晶がありますが、ファセットカットするほどには透明度が十分ではありません。

典型的なロードナイトの塊りは十分に強靭です。魅力的な色合いでカットできるだけの大きさがあるものは、彫刻のような装飾品、カボション、ビーズなどにするのに適しています。ロシア帝政時代、ウラル地方にあった宝石研磨のお店は、近くにロードナイトの採掘場があったために、素晴らしいロードナイト彫刻を制作していました。巨大なものの例としては、1881年に崩御したアレクサンドル2世の石棺がロードナイトで作られていました。現代のファッションではロードナイトは、ピンクと黒のコンビネーションがおしゃれで素敵なアクセサリーとなります。

ロードナイトは自信をよみがえらせ、潜在能力を呼び起こし精神レベルを引き上げ優しく愛情豊かにしてくれる宝石とされています。そのため、より良い人間関係を築くのに最適な宝石とされ、恋愛の宝石としても力を発揮してくれるそうです。また、「行動の宝石」とも言われ、前向きになる力を与えてくれる宝石です。

ロシアのロードナイト鉱山は以前ほどには産出量がなくなっているようです。オーストラリアのニューサウスウェールズ州の鉱山からは赤い色が美しいものが産出されます。近年ではタンザニアで多量のロードナイトが産出されています。

オプシディアン Obsidian



ガラスは人工のものだと思われているようですが、天然のガラスも存在します。オプシディアンとモルダバイトがそれです。

一説によるとオプシディアンはエチオピアでこの石を見つけたローマ人の名前「オプシウス」にちなんで名づけられたそうです。

オプシディアンは、通常は透明なものから不透明な黒から濃い赤茶色ですが、黄色、グレー、薄緑、青、紫のものもあります。スノーフレーク・オプシディアンは不透明な黒に白かグレーの斑点があるもので、豊富に採れます。

オプシディアンで作った鏡が古代メキシコや近隣諸国で水晶玉が占いに使われるように使われていたそうです。メキシコ人は宗教儀式のためにオプシディアンで彫像も作っていました。

アメリカンインディアンはオプシディアンを装飾品に使っていただけでなく、割った欠片で武器(矢の先)や道具の刃などを尖らすのに使われました。

「アパッチの涙」はアメリカ南西部で見つかる風化によって削られたオプシディアンの小石のことです。伝説では、白人とのトラブルの際にアパッチが流した涙が固まったものといわれていました。「アパッチの涙」は半透明でグレーか茶色をしています。細かいシルク状の縞がありキャッツアイ効果が見られるものもあります。

マラカイト Malachite

宝石 マラカイト

マラカイトは鮮やかな濃淡の緑色をした半透明から不透明な鉱物で、同心状の美しい縞目模様が特徴で、この模様が孔雀の羽根を思わせるので、和名では「孔雀石」と呼ばれています。青色の鉱物・アジュライトと混ざったものもあり、これは「アジュルマラカイト」と呼ばれています。

ジュエリーとしてはビーズにすることが多いですが、カボションや彫刻したものをペンダントやイヤリングに使うこともあります。マラカイトは柔らかく、あまり強い石ではありません。

マラカイトは装飾品の材料としてよく使われ、暖炉やデスクトップのようなインテリア装飾にもなっています。サンクトペテルブルクの聖イサーク教会の円柱やパリにあるナポレオンの霊廟はマラカイトの象嵌細工が施されています。今日ではマラカイトは通常、灰皿、ペーパーウェイトや小さな彫刻などの装飾品となることが多いです。

紀元前4000年にエジプト人はマラカイトをアラビア北西部の鉱山で採掘していました。マラカイトを粉末にしたものが顔料やアイシャドーとして使われ、裕福な人々はこぞって目元につけました。クレオパトラも使ったそうです。美しさを増すためだけではなく、マラカイトの主成分が銅なので、目元に塗ると小虫を避けられるという実用的な部分もありました。

ヒーリング効果としては、視力を助け、眼病を予防するそうです。そもそも緑色は目と心を癒すとされ、マラカイトの癒し効果は非常に大きいようです。ストレスや緊張感を和らげ、感情を落ち着かせ、リラックスさせてくれます。悪夢から持ち主を守るとされるので、子供のお守りとしても用いられました。大人でもベッドサイド・ストーンにぴったりで、鎮静作用ゆえに熟睡できることでしょう。

また、外部からやってくるいかなる否定的波動をも振り払うという説もあります。中世のドイツやイタリアでは、邪悪な思念を避ける魔除けとして使われました。持ち主に危険が迫ると、自ら割れてそれを知らせると言います。災いを未然に防ぐので、トラブルに巻き込まれたくない場合にお守りになることでしょう。

ダイオプサイド Diopside

宝石 ダイオプサイド

ダイオプサイドはあまり一般には知られていない宝石ですが、よくある鉱物で、ロシア、アメリカ、ブラジル、インドなど世界中で見つかっています。ダイオプサイドという名前はギリシャ語で「二重に見える」という意味で、この宝石のもつ複屈折性によります。ダイオプサイドは柔らかいうえにクリベージがあるため、カットするのは難しく、ジュエリーに使われることはあまりありません。身に着ける場合には注意が必要です。

通常、ジュエリーショップで目にするものにはスターダイオプサイドがあります。このとても深い緑色(ほとんど黒に近い)の宝石は明るくはっきりとしたアステリズム(スター効果)を見せてくれます。通常、ひとつの線はもうひとつの線よりも太く、星は少し一方に傾いています。

多くのスターダイオプサイドはインド産です。頻繁にマグネタイト(強い磁力のある天然石)が内包物として入っているものがあり、これらは磁石にくっつきます!

ベニトアイト Benitoite

宝石 ベニトアイト

鉱床を探していた採鉱者たちが1900年代始めにカリフォルニアでベニトアイトを発見しました。この透明な宝石は通常ブルーから紫がかったブルー(時々無色のもの、ごく稀にピンク)です。当初は火山性のガラス、その後サファイアと思われましたが、最終的には新しい鉱物だと判明しました。

この鉱物はカリフォルニア州のサンベニト郡で発見されたので、「ベニトアイト」と名づけられました。この場所が現在でも唯一の主な宝石品質の産地です。ベニトアイトは1985年に正式なカリフォルニア州の宝石に認定されました。変成岩石に散らばったかたちでのベニトアイトはカリフォルニアの他地域、中国、メキシコ、日本でも見つかっていますが、宝石品質ではありません。

ベニトアイトはサファイアの色とダイヤモンドのファイア(虹色のきらめき)を併せ持っている宝石といわれています。ベニトアイトのきらめきはダイヤモンドと同等なのですが、宝石の色がそれを隠してしまっています。

宝石品質のものが採れる産地が一箇所ということもあり、ベニトアイトはとても稀少な宝石です。その上、ほとんどのベニトアイトは1カラット以下の大きさで、高品質で3カラット以上のファセットカットされたものに至ると極めて稀少です。

カリフォルニアのポモナ大学の地学部には、知られている中では最大のベニトアイト原石(直径約5.6cm)があります。スミソニアン博物館にはファセットカットされた最大のもの(7.6カラット)が所蔵されています。ロサンゼルス郡立自然史博物館には素晴らしいベニトアイトのネックレスがあります。これは、プラチナとイエローゴールドに52個のラウンドブリリアントカットのベニトアイト(最大2.82カラット)とダイヤモンドがセットされています。

アンダルサイト Andalusite

宝石 アンダルサイト


アンダルサイトは最初に発見されたスペインの地方「アンダルシア」にちなんで名づけられました。この宝石は2種類の形があります。

透明なアンダルサイトは茶色、緑、ピンクの色があります。ファセットカットされたものの中には、茶色かかったグリーンと茶色かかった赤が同時に見えるものもあります。このことからアンダルサイトは「貧乏人のアレキサンドライト」とも呼ばれます。アレキサンドライトが光の種類によって赤や緑に変化するのに対して、アンダルサイトは光の種類に関係なく両方の色が同時に見えます。主な産地はブラジルとスリランカです。

カイアストライトは半透明から不透明な変種で、白、グレイ、赤、薄茶色の地色に濃い色の十字が見えるものです。ギリシャ文字のX(エックス=カイ)から、この名前が付けられました。この十字は炭素の不純物で出来ています。もう一つの名前「マクル」はラテン語の「マクラ」から来ており、キズという意味です。主な産地はカリフォルニア、マセチューセッツ、オーストラリア、スペイン、ロシアなどです。

古代の人々は、カイアストライトには十字があるので神秘的な力があると思っていました。肌に付けると母乳が良く出るようになったり、傷からの血が止まるといわれていました。ジュエリーにして身に着けると熱を下げると思われていました。悪霊を追い払うとも信じられていましたが、今日でも幸運を呼ぶ宝石として多くの人が購入しています。

フルオライト Fluorite

宝石 フルオライト

鉱物名: フルオライト(蛍石)
モース硬度: 4

主な産出国: アメリカ合衆国、イギリス、イタリア、カナダなど
宝石言葉: 控えめな愛、小さな希望

フルオライトは可憐でデリケートな少女を想わせる優しくて神秘的な輝きを放つ綺麗な宝石です。

フルオライトは宝石というだけでなく実用的な鉱物でもあります。フルオライトの語源はラテン語の「フルール」で「流れる」という意味です。これはフルオライトが容易く溶けることを反映しています。

フルオライトは金属の精錬に広く使われています。フルオライトは溶解を助け、溶接の際の金属の流れを阻止する酸化物の生成を妨げます。また、フルオライトはフッ化水素(ガラス制作に使われます)やハイオク石油燃料の製造にも使われます。

モース硬度表の4として表示されているため、宝石学者にはおなじみの宝石です。鉱物コレクターは美しい立方体や正八面体を珍重します。硬度が低いうえにクリベージ(割れやすい面)が4方向もあるため、ファセットカットされたものはコレクター用で、宝飾品に使われることはほとんどなく、使われる場合には、ビーズや彫刻物がほとんどです。

宝石品質のフルオライトは透明から半透明のものです。一般的な色合いは、紫ですが、その他には赤、オレンジ、黄色、茶色、緑、青、赤紫、無色のものもあります。

ローマ人が南イギリスを征服したときに、素晴らしい彫刻材料になる巨大がフルオライトを見つけました。「ブルージョン」と呼ばれるこの種類は無色もしくは赤っぽい色に青、紫などの帯状が見られるものです。今日ではイギリスのダービーシャーのトリーククリフというところだけで採掘されますが、ほとんど採りつくされてしまっています。

他のタイプの宝石品質フルオライトの産地は、オーストラリア、ブラジル、ミャンマー、インド、マダガスカル、スリランカ、タンザニア、アメリカです。

アパタイト Apatite

宝石 アパタイト

鉱物名: アパタイト(憐灰石
モース硬度: 5

主な産出国: ブラジル、ミャンマー、メキシコなど
宝石言葉: ソフトな惑わし


アパタイトという鉱物は、他の多くの宝石と混同されてきました。アパタイトという名前の語源はギリシャ語の「アパト」で「惑わす」という意味です。アパタイトは透明から半透明、色合いは黄色、緑、青、紫、赤紫、ピンク、茶色、無色などがあります。間違われやすい宝石は、アクアマリン、ペリドット、アメジスト、フルオライトです。タンザニア産のキャッツアイ・アパタイトは鮮明な「目」が見えるので、キャッツアイ・クリソベリルと混同されます。

アパタイトはそのほとんどがコレクター用の宝石です。モース硬度は5で、宝飾品として使うには少し柔らかいです。はっきりとしたクリベージ(割れやすい面)はありませんが、欠けやすいです。

いくつかあるアパタイトの種類のうち、ハイドロキシアパタイト(水酸燐灰石)は誰にとっても、とても身近な存在です。ハイドロキシアパタイトは、生物の歯や骨を構成する主成分となっており、虫歯の治療や外科医療などにも利用されています。

アパタイトは宝石となるような品質(ある程度の大きさ、透明度、色、結晶の状態など)を持ったものはほとんど採れません。そのため小さな固体でも使用でき、様々な色やカットが採用できるファッション・ジュエリーとして主に利用されています。宝石品質で、宝石として加工されたアパタイトは、どれも美しい輝きを放ちます。

アパタイトは世界中で採掘されていますが、主な産地としては、ブラジル、ミャンマー、メキシコです。その他、カナダ、チェコ、ドイツ、インド、マダガスカル、モザンビーク、ノルウェイ、南アフリカ、スペイン、スリランカ、アメリカでも採れます。

アパタイトには、心の安定とともに自分に自信を取り戻す力がある宝石とされています。また、恋愛を見守り、相手との仲を深めることを促す力があるとされています。

カルサイト Calcite

宝石 カルサイト

鉱物名: カルサイト(方解石)
モース硬度: 3
主な産出国: メキシコなど
宝石言葉: 繁栄、成功、希望

カルサイトは炭酸カルシウム(真珠や貝の主成分)でできている鉱物です。カルサイトは透明なものから不透明なものまであり、様々な色合いがある宝石です。産地はイギリス、フランス、ドイツ、アイスランド、イタリア、メキシコ、パキスタン、ルーマニア、スペイン、アメリカ、ロシアなどです。

カルサイトで最も身近なものは何世紀にも渡って建築家や彫刻家に尊ばれてきた「大理石」です。宝石としては、「オニキスマーブル」と呼ばれるものが最も重んじられます。ビーズやペンダントに使われ、彫刻、灰皿、ペーパーウェイト、ブックエンドなどの装飾品に広く加工されています。

透明で無色のカルサイトは「アイスランド・スパー」と呼ばれます。無色、硬度3、割れやすい(クリベージ)という理由で宝飾品に使われることはめったにありませんが、コレクター用の宝石としてファセットカットされることもあります。

カルサイトの屈折率は1.486-1.658で、複屈折率は0.172です。複屈折率が高いので、透明なカルサイトの結晶を通して物を見ると二重に見えます

ジルコン Zircon (12月の誕生石)

宝石 ジルコン

鉱物名: ジルコン(風信子石)
モース硬度: 6〜7.5

主な産出国: タイ、スリランカ、ミャンマー、オーストラリア、ブラジルなど
宝石言葉: 名誉、私だけを見つめて
誕生石: 12

中世の時代には、ジルコンは眠りを誘い、富・名誉・知恵を高め、災害や悪霊を追い払うと思われていました。ジルコンは12月の誕生石のひとつです。

ジルコンという言葉は1783年にスリランカ産の宝石に対して初めて使われました。この名前はアラビア語の朱色「zarkun」、もしくはペルシャ語の金色「zargun」が語源とされています。

ジルコンは多くの別名が存在する宝石としても知られています。「ヒヤシンス」という名前は赤茶色のジルコンに使われていました。「ジャーゴン」はスリランカ産のライトイエローからほとんど無色の宝石に使われました。400年以上もの間、無色のジルコンはスリランカの産地の名前から「マタラ・ダイヤモンド」として知られていました。熱処理をしたブルージルコンが初めて登場したときに、ティファニーの宝石専門家であったジョージ・クンツは「スターライト」という名前を付けました。ブルージルコンという宝石そのものには人気が集まりましたが、スターライトという名前は一般的にはなりませんでした。今日ではこれらの古い名前はめったに聞かれることはなく、ジルコンは単純に「色+ジルコン」で表記されています。ジルコンには、無色、ブルー、オレンジ、茶色、赤、緑、黄色など多彩な色のバリエーションがあります。主な産地はオーストラリア、ミャンマー、カンボジア、スリランカ、タイなどです。

ジルコンは最も比重(4.69)の高い宝石のひとつです。また、ジルコンの広範な色は、その希少性と比較的安いことで、コレクターには人気の高い宝石です。

ニューヨークのアメリカ自然史博物館には世界でも最大のジルコンのコレクションがあります。ここには、208カラットのブルージルコンが所蔵されており世界でも最大の大きさです。その他にも100カラット以上のブラウンジルコンもあります。

ブラジリアナイト Brazilianite

宝石 ブラジリアナイト


宝石の世界では比較的「新顔」のブラジリアナイトは、1944年に様々な宝石が採掘されるブラジルのミナス・ジェライス州で発見されました。この宝石の色は通常、淡い黄色から黄色かかった緑色で、クリソベリルの一種類に似通っています。

実際にこの宝石が初めて見つかったときに、クリソベリルだと思われていましたが、鉱物学者のフレッド・ポーは結晶系が異なっていることに気がついていました。また、ブラジリアナイトの硬度は5.5で、クリソベリルの8.5よりも著しく低いうえに、クリベージ(割れやすい面)があります。その後、ポーともう一人の鉱物学者は、この宝石は本当に異なったものであると結論づけ、多くの素晴らしい宝石を産出しているブラジルという国に敬意を表して、この宝石を「ブラジリアナイト」と名づけました

ブラジルでの発見後数年して、ブラジリアナイトがアメリカ・ニューハンプシャー州での発見されました。今までのところ、ブラジリアナイトはこの2箇所だけで産出されます。ブラジリアナイトは硬度が低くクリベージがあるため、ジュエリーにするには適しません。宝石としてカットされるのはコレクターのためだけです。また、5カラット以上の大きさのあるファセットカットされたものはとても稀少です。

ダイヤモンド Diamond (4月の誕生石)

和名: 金剛石
モース硬度: 10

主な産出国: オーストラリア、ロシア、南アフリカなど
宝石言葉: 純粋・清浄・歓喜・明快・信仰・権力・不滅・勝利
誕生石: 4月

和名では「金剛石」と呼ばれるダイヤモンド。モース硬度は10。
語源はギリシャ語の「adamant(アダマント)」(屈服しない・征服しえない力のあるもの)。

その後、adamant が「adamas(アダマス)」(征服しえない力・何者にも侵されない堅固なもの)に…。このadamasが変形し、diamas→diamant(後期ラテン語)になったといわれています。

見るものを魅了してやまない輝きやプロポーション、神秘的で美しく気高く輝くダイヤモンドは、永遠に続く愛の象徴としていつの時代も人々を魅了してきました。中世の頃より男性と女性を結びつける特別な宝石として尊ばれ、究極の愛の贈り物とされてきました。それはダイヤモンドが意味する「永遠」や「不屈の力」が結婚への理想を表現していたからではないのでしょうか…。

初めて人類がダイヤモンドと出会ったのは古代インドと言われています。紀元前1世紀ごろギリシアに伝わり、さらにローマ帝国全土にまで広まりました。中世、ルネッサンス時代を経て15世紀にいたるまでダイヤモンドの産地はインドだけでした。その後、ブラジルでもダイヤモンドが発見され、市場におおきな衝撃が走りました。19世紀半ばになりブラジルでの採掘が底を尽くと、代わって南アフリカでの採掘が盛んになりました。

ダイヤモンドがはっきりと文献に現れるのはローマ時代になってから。自然科学者プリニウスの博物誌によると、当時の採掘方法や性質などが詳しく記されています。この記録の中に、特にインド産のものとして「透明で平滑な面が六つの角で出会っている。それは二つの反対の方向へその先端に向かって先細りになっており、その一番広い部分でくっつきあっている」(今でいう正八面体の結晶)と記録されているのが最古に残るダイヤモンドに関する文献です。

また、この文献には「地球上すべての良きものの中で最高の価値を与えることができるものはダイヤモンド」とも記されています。当時は現代以上に稀少価値が高く、高貴な人々にだけ知られているのではなかったのでしょうか。

中世になり、魔除けとして身を護るものとして使われてきたようです。その硬さから魔を祓い、呪いを跳ね返し、毒を消す強力な魔法護符とされていたそうです。嘘をついているものに持たせると曇ったり、青ざめたりするとも言われ、古代の裁判で用いられた…とも伝えられています。

1475年頃、ダイヤモンドの研磨技法がベルギーの研磨職人によって発見されたそうです。この技法により、美しい輝きが引き出され、宝飾品として脚光を浴びるようになりました。

ダイヤモンドが名実ともに宝石界の王に君臨したのはブリリアントカットの原型が発明された17世紀末以降です。

ダイヤモンドは何者にも侵されない性質を持つため人々から恐れられることもあったそうです。宝石の中で一番硬く、抜群の耐久性を持っています。

なのですが、実はダイヤモンドには劈開(へきかい・クリベージ)といって一定の方向の面で割れてしまう性質があります。これは結晶の原子結合が弱い面に沿って起こるものです。ダイヤモンドは衝撃には最強というわけではなく、ある一定方向からの衝撃に対して割れてしまうこともあります。ジュエリーを何かにぶつけたりしないように注意してくださいね。

スファレライト Sphalerite

ジュエリーハートアート 宝石 スファレライト

鉱物名: スファレライト(閃亜鉛鉱)(Zn,Fe)S

モース硬度: 3.5−4
光沢: ガラス光沢-金剛光沢
屈折率: 
2.369-2.50
比重: 4.05
産地: スペイン、アメリカ、メキシコ 他



スファレライトは華やかな輝きが特徴で、コレクターに絶大な人気を誇ります。しかし、一般的な認知度はまだまだ低く、めったにお目にかかることができません。

スファレライトという名前は、ギリシャ語で反逆の意味のsphalerosに由来しています。


日本名は閃亜鉛鉱。モース硬度は3.5〜4で、水晶の7と比べると非常に脆い宝石で、そのうえクリベージ(劈開=へきかい)と呼ばれるパカッと割れてしまう性質が強いため、一般的にジュエリーの素材には滅多に使われません。石をプラチナ爪で留める際に、破損する可能性が高いからです。

このような、収集家だけが集めているような宝石は、レアストーンと呼ばれています。観賞のためだけにカットされる宝石のことです。

強いファイアの輝きが魅力的なスファレライトの分散率は、ダイヤモンドの分散率を大きく上回り、ファセットカットされた宝石からは、美しい虹色の輝きが見られます。

宝石が持つ美しさから、近年人気が上昇中です。

ページトップへ