身に着けてこそのジュエリー
宝飾品は私たちの生活の中で、とても身近なものになっていますが、その昔は王侯貴族たちのような特別な人たちだけのためのものでした。
現代では、欧米の社交界でもブラックタイがドレスコードのパーティーにハイジュエリーを着けて出かけるということも、昔に比べると少なくなってきているようです。
また、より多くの人々が手にすることができるようになり、それぞれが自分らしい装いに合わせた小さくても素敵なものを気軽にするようになっています。
ジュエリーは、身に着ける機会によって、3つの種類があります。一つ目は特別な夜会のようなフォーマルなところにしていくもの。このような本当の最高級の宝飾品は普段からすることは無いので、通常は金庫の奥深くにしまってあるものです。二つ目は、少し改まったカクテルパーティーやディナーなどにしていくものです。そして、三つ目は昼間に装って日常使いするものです。
たまにしか登場しないゴージャスな宝飾品は、上流階級のセレブだけのもの… 身に着ける機会が少ないので、本当の意味での贅沢品ですね。でも、ゴージャスなものでも、人工宝石を使って精巧につくられているものでしたら、どなたにでも楽しむチャンスがあります。
素敵な宝飾品は持っているだけでも、幸せな気持ちにさせてくれますが、その本当の役目は身に着ける人を素敵に見せることです。昼と夜によって装いは変わってくるでしょうし、どのような場面にしていくのかによっても違ってくると思いますが、その本来の目的は、使って楽しむこと、そして、あなたを素敵にしてくれることなのです。
大切にしまっておくだけでなく、なるべく身に着けてあげてくださいね。