歴史にみるジュエリーの素晴らしさ
先週、箱根へ出かけてきました。仙石原のすすきが風にそよいで、
歴史を通してジュエリーは、富や権力の象徴であり続けてきました。ヨーロッパ歴代の王者たちは、その権威や栄光を表現するのに、自分の姿を彫りこませた装飾芸術品がカメオ。歴代のローマ皇帝やナポレオン一世がつくらせたものから、神話や聖書の場面を彫りこんだものまで、世界中からカメオの逸品が380点も大集合しました。
今までにアンティークジュエリーの展覧会などで、とても素晴らしいカメオジュエリーを、かなりたくさん見てきましたが、この展覧会には日本初公開のジュエリーも多数あり、規模も内容も超一級でした。
出展されていたカメオジュエリーのうちには、紀元1世紀頃のものもたくさんあり、歴史の深さに驚き、美しい装飾品を手に入れて身につけることは、脈々と続いてきていることを思い、改めて感動しました。
ジュエリーは生活に必要なものではありませんが、2000年もの昔から装いの一部として、また、心のエッセンスとして、人々とともにありつづけてきたことを、つくづく思いました。やっぱりジュエリーって素晴らしい!!!