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高品質でお手頃価格のジュエリーを買うならココ!シンプルな1カラットピアス、ペンダント、リング、セットジュエリーから、ゴージャスな一点ものまで、宝飾業界20年以上のキャリアで米国宝石学会宝石鑑定士(GIA・GG)の店長がセレクト。大人の女性が気軽に楽しめるコストパーフォーマンスの良いジュエリーをお届けします。

ジュエリー・宝石用語集 あ行


アールデコ art deco
1920年代に、それまでのアールヌーヴォーに対抗する形でフランスに起きた芸術運動。デザインの基調は抽象的で幾何学的な模様を中心として、男性的なパターンのジュエリーが多いですが、東洋調のデザインのジュエリーも含まれます。

アールヌーヴォー art nouveau
1890年代から1910年頃まで、広く流行した芸術運動。デザインの基調としては日本から強い影響を受けており、奇抜な曲線を多用し、昆虫、花、爬虫類などのモチーフもあります。素材の価値を重視せず、デザインと技術を第一としたジュエリーが数多くあります。

アステリズム asterism
スター効果のことで針状のインクルージョンのある宝石をカボションにカットしたときに見られる4条または6条の星彩効果のことをいいます。

アンクレット anklet
足首の周りに取り付けて使うジュエリー。古代エジプト時代の起源といわれています。日本でも埴輪に見られます。

アンセーニュ enseigne
帽子などに付ける巡礼記念バッジを起源とする装身具。聖書や宗教的なモチーフを飾りとすることが多い。金だけでなく、銀、銅のものもある。

イースターエッグ easter egg
東方正教会で最も重要なイースターでは、キリストの復活を祝って、その象徴として彩色した卵を交換します。ジュエリーでは、ファベルジェがロシア皇室のために作ったものが有名です。

インヴィシブル・セッティング invisible setting
ミステリー・セッティングとも呼ばれており、爪が見えない石留め法です。爪がない、常識を超えた未知の技術故に「ミステリー」と呼ばれました。 その製作は大変難しく、宝石をカットする技術、宝石を合わせ留める技術、仕上げる技術、全ての職人が技術に長けていなければ完成しない最高のジュエリーです。ミステリーセッティングのジュエリーを世に出したブランドはヴァンクリーフ&アーぺルです。

インタリオ intaglio
宝石などの表面に模様を立体的に彫り下げ、雌型として表現したものです。封蝋などに押すと、蝋の雄型が成型されます。起源は古く、メソポタミアで使われたシリンダー・シールです。 

インクルージョン inclusion
内包物。宝石中に含まれる液体や微小結晶や合成宝石などに含まれる気泡やフラックス(融剤)などのことを呼びます。

ヴァニティー・ケース vanity case
女性がパーティーなどの公式の場所で用いる小型の物入れの総称。アールデコの時代に装身具化して、たくさんのものが作られました。

ヴィクトリアン様式 Victorian style
1837年から1901年までに渡ったヴィクトリア女王治世下の英国で作られたジュエリーをいいます。

エトルリア様式 Etruscan style
元来はイタリアの先住民、エトルリア人の金細工ジュエリー。アンティーク・ジュエリーでは19世紀初頭にイタリアでの発掘品をコピーして作られた金細工ジュエリーのことをいい、作り手としてはカステラーニ一族が有名です。

エドワーディアン様式 Edwardian style
19世紀から1910年頃までのエドワード7世統治下の英国を中心に流行した端正なデザインと作りのジュエリーのことをいいます。左右対称の繊細なデザインで、当時新素材だったプラチナに小粒のダイヤモンドを使ったものが主流。


エメリー emery

天然のコランダムの粉末で、古代から研磨剤として広く用いられていました。

エンハンスメント enhancement
宝石が持つ潜在的な特性を利用して、外観を向上させる、または、強化する人工的処理。加熱、含浸、充填など。

オープンワーク openwork
ジュエリーの金属部分に鏨(たがね)や糸鋸(いとのこ)など様々な方法を使って施す透かし細工。起源はエルトリアと古く、古代ローマでも盛んでした。最も古典的なものは、エドワーディアンのプラチナを使ったジュエリーに見られます。

オリエンテーション orientation
宝石の石取りの方向。ルビーやエメラルドなどの色石や、スターサファイアやキャッツアイのような特殊な光学効果をもつ宝石は、原石からの石取りの方向が重要で、最も望ましい色調や光学効果を示す方向をテーブル面にしなくてはなりません。

ジュエリー・宝石用語集 か行


ガーランド Garland
花や葉の輪飾り。元々は頭や首に着けられたものが、勝利や歓喜の標として建築装飾に用いられ、ジュエリーのモチーフにも採用されました。

ガードル girdle
カットされた宝石の外周部で、クラウン部とパビリオン部の境界線。ダイヤモンドのガードルは一般にすりガラス状が普通ですが、なかには磨いたものやファセットをつけたガードルもあります。

カメオ cameo
様々な素材の表面に絵柄を浮き彫りにしたもの。異なる色が層状になったアゲートなどを用い、背景と絵柄に色の差を利用します。稀に貴石や半貴石のものもあり、近代になると一種のイタリア土産として貝殻や溶岩を使ったものも登場しました。

カラーストーン color stone
ルビー、サファイア、またはエメラルドなど色をもった宝石に対して一般的に用いられる用語です。

カラット carat
宝石の重さの単位。1カラットは0.2グラムでctで表示されます。「カラット」の語源は、紀元前500~600年前、インドのドラヴィダ人がダイヤモンドの重さを測る際、分銅のかわりに使用していた黒色の“いなご豆”からだと言われています。いなご豆は、一粒がほぼ0.2gということで、目方を測る分銅として適していたと思われます。

カラット karat
金の品位。金の含有率を24分率で表したときの単位。純金は24K。もともとはイギリスの重さの単位で1トロイオンスの24分の1の重さ。そこから1トロイオンスの金の合金中に何カラットの純金が含まれているかを基準にしたことが始まりです。ちなみに18K(18金)は24分の18(75%が金で、25%はその他の金属)の合金のことです。

カリブレ・カット calibre cut
20世紀に入ってから考案された宝石のカット方法。台座に宝石を合わせて作るのではなく、台座に合わせて宝石をカットすることで、精緻な絵柄や模様が作れるようになりました。 

カンティーユ Cannetille
よった金銀の細い刺繍糸を指すフランス語。フィリグリーが発展したもので、セットした宝石の周りを刺繍糸のように装飾する技術。モールのほか渦型やロゼット(バラ飾り)などを細い金属線で作り、蝋付けしたものも多い。19世紀初頭、金の素材が少ない時期に、少量の金でボリュームのあるジュエリーを作るための技法として発達しました。

鑑別 identification
宝石の種類、真偽、処理の有無などを科学的に検査すること。科学的検査の結果を記載したのが宝石鑑別書です。

キャスト枠 
指輪やその他の枠をキャスティング工法(鋳造工法)でつくったのもののことをいいます。技術の進歩により、キャスト枠も複雑で良質なものが多くなってきています。

ギヨシェ Guilloche Enamel
ギヨシェとは金属の表面に彫った精緻な線刻模様のことです。その上から有色の透明、半透明の七宝をかけて地の模様を浮き出させる技法は、ファベルジェが多用したことで知られます。

ギルソン P. Gilson
フランスのギルソン社で製造している、エメラルド、オパールなどの合成石。

屈折率 refractive index
光が宝石に入ると空気との境界線で屈折して宝石内部を進行し、宝石内部から空気中へでるときもその境界線で屈折しますが、進行方向の角度を変える割合のことを屈折率と呼びます。

クラウンジュエル Crown Jewels
王または皇帝を戴く国家が所有する、君主一族のための正式の装身具の総称。所有の形態は様々ですが、基本的には王冠と王杖、宝珠、指輪などから成り、純粋の装身具は君主個人の所有となることが多い。

グラニュレーション Granuation
金属の表面に繊細な金属の粒を大量に連続して付けることでデザインを描く技法。紀元前3000年頃に東地中海地方で生まれ、エトルリア人の手で最高のものが作られました。最小の粒は0.18ミリといわれ、その技術は今日でも謎とされます。

クリベージ cleavage
宝石のある一定の方向に割れやすい性質のこと。ダイヤモンドにもクリベージはあり、これは結晶構造によるもので、一般にダイヤモンド結晶の八面対面に平行は方向に割れやすい。

クロワゾネ Cloisonne Enamel
金属板の上に、別の細い金属板で隔壁を立てて区切り、そこに七宝を流し込んで埋める技術のこと。七宝同士の境目には、金属線が見えます。日本が最も得意とした七宝技術です。

クンツ Kunz, George
アメリカの高名な宝石学者ジョージ・クンツ博士。ティファニー社に認められアメリカ各地の宝石を求めて旅行を繰り返し、多くの宝石を発見しました。

クンツァイト kunzite
クンツ博士がアメリカのカリフォルニア州で発見したピンク色のスポジュミンのこと。美しいピンク色が特徴の宝石です。

結晶系 crystal system
結晶は一定の化学成分があり、内部の原子、分子も規則正しく配列され、幾何学的な平滑な平面があるものです。全ての結晶は6種類の結晶系(等軸晶系、正方晶系、六方晶系、斜方晶系、単斜晶系、三斜晶系)に分類されます。

蛍光 fluorescence
ある種の物質には目に見えない光(例えば紫外線)を目に見える光に変化させる性質があります。目に見えるように変化した光を蛍光と予備、蛍光を出す物質を蛍光性物質と呼びます。

考古学様式 
19世紀中ごろにイタリアで発掘されたエトルリアの金製品に影響を受けて、カステラーニなどが手がけた古代のデザインと技法を使ったジュエリー。

硬度 hardness
物質のひっかきにたいする抵抗力や強さをいい、宝石関係ではフリードリヒ・モースのつくったモース硬度が利用されます。モース硬度によるとダイヤモンドは10、ルビーは9、クオーツは7となります。

コランダム corundum
鋼玉。アルミナの結晶で純粋な場合には無色ですが、微量の金属酸化物が不純物として含まれると、青、赤、紫、緑、黄色などの色が着きます。赤色コランダムはルビー、それ以外の色はサファイアと呼びます。

コルサージュ・ブローチ Corsage Brooch
胴をコルセットで締め上げた衣装に見られる逆三角形の部分を覆う目的で作られた大型ブローチ。ストマッカーともいいます。多くは三角形で下部はウエストラインまであります。

ジュエリー・宝石用語集 さ行


サインド・ピーシズ Signed Pieces
作者の署名や刻印が入ったジュエリーのこと。19世紀半ば頃からジュエリー・デザイナーが登場したことにより、作者としての署名や刻印を自作に付けて売るようになりました。後に、著名な宝石店の多くもこの方式にならって、刻印などをジュエリーに入れるようになりました。

G.I.A.(ジーアイエー) Gemological Institute of America

1931年、アメリカに設立された宝石学(ジェモロジー)の世界的鑑定・教育機関。現在10カ国14都市にキャンパスを持ち宝石学のスペシャリストを教育しています。ダイヤモンド・グレーディングの世界標準「4C」はGIAが考案したものです。

シール Seal
モノグラムや家紋などのデザインをインタリオ状に彫った実用具で、封蝋などに押して印章としたものが起源。19世紀になると、実用としてよりもデザインの要素として、ペンダントなどに使われた。

ジェット jet
古代の樹木が化石化した有機物の宝石。艶のある漆黒の色合いが特徴で比較的柔らかいので自在に彫ることができる。ヴィクトリア時代のモーニング・ジュエリーの素材として広く用いられました。

シェルカメオ shell cameo
カメオの技法を色の違う層のある貝殻に応用したものです。

シグネットリング Signet Ring
家紋やイニシャルなどを彫った素材を中心とする指輪。素材は金またはアゲートなどの宝石を使い、本来は粘土板などに捺印の形で押すものでした。18世紀以降は様式化してジュエリーの素材として扱われるものが増えました。

赤銅 Shakudo
日本固有の合金のひとつ。銅に金を2~8%混ぜますが、銀を含む場合もあります。硫酸銅と酢酸銅の処理液で処理すると紫色を帯びた渋い色合いになります。

シャトレーヌ Chateaulaine
ベルトに差し込むフックとそれから吊り下がる複数のチェーンとで構成される古いジュエリー。チェーンの先には鍵やシール、時計、小道具入れなどを吊るします。

ジャポニズム japonism
19世紀半ばから、日本の開国により欧州に流入した日本の文物の技法、デザイン、素材などの影響を受けた動きのこと。ジュエリーでは、アールヌーヴォーからアールデコにかけて、日本の影響を受けた作品が生まれています。

シャンルヴェ Champleve Enamel
金属の表面に酸による腐食あるいは打ちたたくことで付けられた凹部に七宝を満たして焼成する技術のこと。一種の無線七宝です。

シャトヤンシー chatoyancy
キャッツアイ効果のことで、宝石内部に存在する平行に発達した繊維状の結晶からの光の反射によって生じる猫の目のような光彩効果。クリソベリル・キャッツアイが最も価値があります。

ジョージアン様式 Georgian style
1800年頃からヴィクトリア女王即位の1837年までの期間に作られたジュエリーを呼びます。金が稀少だったので使用量が少なく、ジュエリーそのものは殆どが手作りです。

ジュエリー・デー Jewelry Day
1986年11月11日に宝飾業界の発展と消費者へのアピールを目的に制定されました。日本で宝石の世界共通単位であるカラットが導入された日でもあります。

シラー Schiller
ムーンストーンに見られる陰のある特有の青白い光の現象。

ジランドル Girandole
耳に着ける上部の幅の広い装飾部分から3個のペンダントを下げた大振りのイヤリング。非常に幅が広いので目立ちます。17世紀から18世紀前半に流行しました。

シルク silk
コランダムやある種のガーネットなどの中に包有されるルチルの針状結晶をシルクと呼びます。シルクが密集した宝石をカボション・カットすると4条または6条のスター効果を示します。

靭性 toughness
磨耗や引っかきに対する抵抗とは違い、割れや欠けに対する抵抗のこと。靭性が高いと割れにくくなる。

スカラベ Scarab
黄金虫の一種。古代エジプトでは創造と復活のシンボルとして神聖化され、装身具として宝石に彫刻された。再生と不死のお守り。

スコティッシュ・ジュエリー Scottish jewelry
スコットランド固有のデザインやスコットランドで採れる半貴石などを使ったケルトの伝統を引き継ぐ一連のジュエリー。

ストマッカー Stomacker
コルサージュ・ブローチのこと。

セヴィニエ・ブローチ Sevigne Brooch
横に長いリボンなどのモチーフから、パールやダイヤモンドのペンダントを下げたブローチ。一種のコルサージュ・ブローチでやや小型で、17世紀半ばから18世紀末ごろまで流行しました。

センチメンタル・ジュエリー Sentimental Jewelry
ヴィクトリア時代を通じて作られ使われた、愛情や死者へ思いなど感傷的な感情を表すジュエリー。忘れな草や結び合った手、ハートを捧げる手などのモチーフを髪の毛そのものなどが素材として使われました。

ソトワール Sautoir
19世紀末に流行した長めのネックレス。通常は末端にタッセルと呼ばれる房状の装飾部分を下げます。

ジュエリー・宝石用語集 た行


ダブルハート double heart
ヴィクトリア朝を代表するセンチメンタルなジュエリーのデザインモチーフ。一部が接触した二つのハートを横に繋げたデザインた多く、ジュエリーの種類としてはブローチが多い。

多色性 pleochroism
宝石のなかには2色または3色の色を伝達するものがあります。これは結晶方向によって光の吸収伝達が異なるため、その光の伝える色が異なるので多色性を示すものです。

チェリーニ Cellini, Benvenuto
フィレンツェの金細工師。教皇クレメンテス7世、フランス王フランソワ1世などのために作品を作りました。作家としてジュエリーの歴史に名前が残る最初の人。

チャザム Catham
アメリカのカリフォルニア州のチャザム社では、フラックス法でエメラルドやルビーなどを合成しています。

ティアラ Tiara
通常は王侯貴族の女性が正式の場でのみ用いる頭部飾りの一種。多くは頭の線に沿って湾曲し、前面が額の上部に大きく立ち上がったデザイン。

ディスパージョン dispersion
白色光が宝石中で屈折反射することによって白色光を構成する各色の光に分解されることをディスパージョンといいます。

ティファニー(ルイス) Tiffany, Louis
ティファニー家の二代目。ガラス、七宝、絵画、建築やジュエリーなど、多彩な分野で活躍しました。特にステンドグラスやランプの作品が有名です。

テーブルカット Table cut
正八面体の結晶の一方の頂点を磨き落として四角い平面を付けたカット。こうしたファセットをつけたカットは15世紀初め頃に登場し、ダイヤモンドだけでなく、色石などにも同じカットが見られます。

トゥッティ・フルッティ Tutti frutti
砂糖漬けの果物入りアイスクリームの名称ですが、ジュエリーでは1920年頃のアールデコの時代に、インドから来た彫りのある色石などを使って作られた、果物籠や花籠のデザインのブローチなどの総称。

ドーヴ dove
羽ばたく鳩をデザインしたもので、ヴィクトリア中期のジュエリーのモチーフとして広く用いられました。

ドミ・パリュール Demi Parure
デザインや素材などが共通したセット物のジュエリーのなかで、2点程度の少数のセットのことを言います。ネックレスと指輪、ネックレスとイヤリングの組み合わせが多いです。

トレンブラン 
小さなばねを仕掛け、身に着けた人が動くにつれて、一部分だけが揺れるように作られたジュエリー。

ジュエリー・宝石用語集 は行


パヴェ・セッティング Pave setting
道路に石を敷くように、小さなダイヤモンドを金属面に密集させて埋め込むセット方法のことです。

パリュール Parure
同じ素材やデザインなどの共通項を持つ複数のアイテムから成るセット物のジュエリー。通常は3個以上で、2個のものはドミ・パリュールと呼びます。

ファンシー・カラー fancy color
ダイヤモンドのなかには魅力的な色調をもったものがあり、ファンシー・ダイヤモンドと呼ばれています。ダイヤモンドの色調としてはブルー、イエロー、オレンジ、グリーン、ブラウン、ピンクなどがあります。

ファンシー・カット fancy cut
ラウンドブリリアントカット以外のカット形式のものをファンシー・カットと呼びます。マーキーズ、エメラルド、ハート、ペアーなどがあります。

フィリグリー Filigree
曲げたり繋いだりした細い金属線を金属の基盤に貼り、モチーフや装飾パターンを描いたものと、基盤を使わず金属線だけによるオープンワークのものがあり、技術は世界各地に点在します。カンティーユは前者が発展して洗練されたものです。

プリカジュール Plique-a-jour Enamel
七宝の裏面に基盤としての金属面がなく、ステンド・グラスと同じ状態で光線を通すものをいいます。多彩な色を問う加工としてみせるために、きわめて美しい効果を持ちますが、構造上もろいのが欠点です。

ブラッカムーア Blackamoore
アフリカ大陸の地中海沿岸に住む黒人の男女像をオニキスなどを使ってカメオに彫り上げたジュエリー。元々ベニスの特産品でしたが、16世紀から18世紀にかけて各地で作られました。

ブリリアントカット Brilliant Cut
ダイヤモンドの代表的なカットで、その輝きを最大に出すことを目的に考えられたカット。現在は上部のクラウンに33面、下部のパビリオンに24面のファセットを付けるのが普通です。

ヘアジュエリー Hair Jewelry
19世紀全体にセンチメンタル・ジュエリーの一環として英国で作られたもので、人間の髪の毛を編みいれたり、梳いたりしてデザインの一部に取り入れたジュエリーの総称です。

ペクトラル Pectoral
胸飾りのこと。板状のものを首の左右から下がる紐などで吊り下げて用います。エジプトのファラオなどが下げた古代のジュエリー。

ヘラクレスノット Heracles Knot
紐の結びをデザインとしたもので、2本の紐を曲げた部分を繋ぎあわせた形。ヘレニズム期のギリシャのジュエリーに多く見られます。

ベルエポック様式 Belle Epoch Style
19世紀後半の第三共和制から20世紀初めにかけてフランスで発達した上流階級の人々を対象とした優雅な形式のファッションのこと。ジュエリーではプラチナ使用による左右対称の典雅なものが多い。

ベルリン・アイアン・ジュエリー Berlin Iron Jewelry
19世紀初頭にフランスとの戦争の戦費に困ったプロシア政府が禁制品を供出させた大小に与えた鋳鉄製のジュエリー。ナポレオンが気に入り、工場ごとパリに移転させました。

ベルヌイ法 Verneuil process
フランスのベルヌイが1902年に発表した合成法で、酸水素炎中をアルミナ粉末などを落下溶融させ結晶を成長させる方法。

ボグオーク bogoak
アイルランドの泥炭地から採れる埋もれ木。普通は樫の木で表面は艶のある黒褐色。ジェットと同じく自由に彫ることができるので、ジェットの代用品としてモーニング・ジュエリーの素材に使われました。

ボヘミアン・ガーネット Bohemian Garnet
19世紀の中ごろからボヘミア地方で産出するガーネットを用いて作られたジュエリー。

ホルバイネスク Horbeinesque
ヴィクトリア時代後期、ドイツの画家、ハンス・ホルバインが余技で残したデザイン画に基づいて製作したと称して売り出したジュエリー。

ジュエリー・宝石用語集 ま行


マルカジット Marcasite
ジュエリーの世界では黄鉄鋼による製品をいいます。鉄でありながら全く錆びず美しい反射を見せるために、18世紀からダイヤモンドの代用品として、ファセットカットされて広く用いられてきました。

ミステリー・クロック Mystery Clock
アールデコの時代に登場した置時計。中央の文字盤が透明な素材で作られ、そのなかで2本の針だけが中空に浮いているように見えながら動く仕掛けになっています。カルティエが得意としています。

ミニアチュール Miniature
写真のない時代に、ヴェラム(皮革)や象牙などに絵具で描くか、金属板に七宝で焼き付けるかして、肖像画などを描いた小さな美術品をいいます。ジュエリーの素材のひとつとして広く使われています。

ミルグレイン Millegrain
プラチナの表面に鏨(たがね)の一種で施す微細な粒状の細工。光を乱反射させて金属を目立たないようにする目的。19世紀末の英国のエドワーディアン、フランスのベル・エポック時代に作られたプラチナ・ジュエリーに多用されています。

モーニング・ジュエリー Mourning Jewelry
葬儀の席で、あるいは服喪中に死者を忘れないという意思を示すために用いるヴィクトリア時代に発達したジュエリー。ジェットや髪の毛、簿グオークなど、黒系統の素材が中心です。

モザイク Mosaic
細片にした宝石やガラス、貝殻など色の美しい素材を密集させて絵柄を描いたもの。元来は建築や家具の素材ですが、ジュエリーで使うマイクロ・モザイクには、大別してローマ系とフィレンツェ系があり、前者は素材の細片にガラスを、後者は石を用います。

文字遊びジュエリー Acrostic Jewelry
宝石を並べてその頭文字で言葉や名前などを綴ったジュエリーの総称。

モノグラム Monogram
2つ以上の文字を絡み合わせて装飾的に図案化したもの。名前の頭文字をい用いたものが一般的で、銀器の彫りやハンカチの刺繍などに使われました。

メレー melee
小粒のラウンド・カットのダイヤモンドに対して用いる用語で0.20~0.50カラットの範囲のものを意味する場合と、0.02カラット程度の小粒のものに対して限定的に使うこともあります。

ジュエリー・宝石用語集 や行


遊色効果 play of color
オパール効果のことで、この光の現象はオパールと構成するケイ酸粒が規則正しく配列し、その間を光が通過するときに回折干渉をおこすためです。

有線七宝 Cloisonne Enamel
金属板の上に、別の細い金属板で隔壁を立てて区切り、そこに七宝を流し込んで埋める技術を言います。七宝同士の境目には金属板が見えます。日本が最も得意とした七宝技術です。

ジュエリー・宝石用語集 ら行


ラーヴァ 
ジュエリーの世界ではイタリアのベスビアス火山からでた溶岩をカメオまたはインタリオにしたもののこと。

粒金 granulation
エトルリアのジュエリーにみられる、金の表面に微小な金の粒を並べてデザインを描く技術。

ロケット Locket

主にペンダントや指輪あるいはブローチの一部に空洞をもうけ、そこに髪の毛やミニアチュール、写真などを入れられるようにした構造のジュエリー。ヴィクトリア時代中期から後期にかけて流行しました。

ローズ・カット Rose Cut
ダイヤモンドの古いカットのひとつ。底部は平面でドーム状に盛り上がった上部の表面全体に三角形のファセットを付けたもの。

ロー付け 

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